中学校を休みがちだった娘は、習ったところはわかるけど、習ってないところはわからない、仕方ない、そもそもどこが習ってないかとかももうわからない、と自力で習得することをすっかり諦めていました。
塾に行く体力がなく、家庭教師に来てもらうにしてもどこから取り組めばいいのかわからない、そんな状況でした。
そんな折、ネットで植木先生のことを知り、娘に勧めたのが始まりでした。
初めての植木先生との面談前、
「何しゃべったらええの?」とか
「お母さんしゃべってよ」とか
「ズームでしゃべるとか一番苦手やねんけど」など、
とにかく乗り気ではなく、ブーブー言ってた娘が
いざ面談が始まると5分もしないうちにちゃんと自分の言葉で話して、
先生に褒めてもらってははにかんで笑って、と
予想以上の反応を見せてくれたのには心から驚きました。
先生の「好きなことはなんですか?」の問いに
絵を描くことが好きと答えた娘。
すると先生は「すごいねー、尊敬するよ」と褒めてくださり、
「勉強なんて簡単だよ、絵を描くよりずっと簡単だよ」とハードルを下げてくださいました。
面談が終わる頃には自分から「3週間プログラムやりたいです」と言った娘。
大きな一歩を踏み出しました。
中3の冬休み前からのスタート、受験に間に合わずとも、
とにかく中学校での『わからない』を『わかる』にして高校に行ってほしい、そんなふうに思ってましたが
先生に見てもらううちに本人も欲が出てきて、「もっと上の学校目指せるかな」なんて言うようになりました。
プログラムが始まってからは勉強への意欲が少しずつですが確実に高まり、
理解が進むにつれて自ら勉強に向かう時間も増え、手応えを感じている様子が伝わってきました。
プログラムの半分も終えないうちに「これが終わっても続けたい」と自分から言い出して
引き続き先生にお世話になることに。
数学が特に苦手な娘は、最初のうちは数学を重点的に教えてもらい、
模試や実力テストで全く答えられなかった関数の範囲も解けるようになり
自分のものに出来たと自信をつけることができました。
これは大きな強みになりました。
たった3週間で数学の大きなわからない単元はほぼ終わり、
今は英語を中心にさらに自信をつけるべく頑張っています。
中1、中2と休みがちだった頃、今の娘の姿は想像できませんでした。
毎朝「今日は行くのかな、休むのかな」と気を揉みましたが
中3の11月ごろからほぼ毎日行くようになり、
今は登校するのが当たり前になっています。
もちろんいろんな要因がありますが
勉強が苦ではなくなったのも、ひとつ娘の大きな自信になっているように思います。
今日は中学校最後の実力テストです。
「絶対点数伸びるな」と本人も期待してました笑
私としては逃げずに受けに行けるだけでもうれしい、そんな気持ちで送り出せました。
わからないことを受け入れ、頑張ることを諦めてしまってた娘。
その自信と笑顔を取り戻してくださった先生に心から感謝です。
そして安心感を与えてもらったのは娘だけでなく私もです。
時々先生からいただくメールには、これでもかと言うほど娘のことを褒める言葉であふれ、
こんな風にみてくださる先生と出会えたことは
娘と私にとっては百人力の味方を得た、そんな気持ちにもなりました。
まだまだこれからもいろんなことがあると思いますが、
いつまでも先生の教え子としていろんなことを相談したり報告しながら
成長していってほしいな、そんな風に思っています。
なのでこれからもよろしくお願いします!