勉強って、セラピーだと思うのです。
自分の中の「問題」を、勉強を通して直視し、
知識を得て正しい方向を定め、努力して定着させ、
その知識をもとに、
より自由に、より幸せな自己実現へと
自分を導いていく。
きっと、上記を頑張れる自分を
自分で認められるようになり、
強くなっていくんだなあと
生徒を見ていて思うのです。
副作用で、成績も上がり、周りからの信頼も得られます(笑)
よく、受験前の生徒から
「受かるかどうか不安」と相談を受けました。
そんなときは、
『受かるかどうかは、神様がその人に一番ベストなところに決めるから、
あなたにできることは、勉強すること。
不安なら、勉強しよう』
と、話していました。
大人になってもいろんな問題が出てきますが、
不安な時、
その「不安の正体」を自分で(本当の意味で)自覚できると、
不安は消えて、やるべきことに集中できるのと同じです。
納得した生徒は、勉強の具体的な「不安なところ」を直視し、見直し、
さらに点数を伸ばしていきました。
そして、
受験当時日や合格発表の日までは、
「私は、よく頑張った。これで受からなかったら、仕方ない。」と
本当にサッパリしていたりします。
(本人の「ダメかもしれないけど、いいの!」という言葉や
滑り止めに合格した私立校の部活選びを始めるのを見て
びっくりしてご連絡を下さる親御さんも多いです(*^-^*)。
ここまでくると、たいてい受かっていますよ。)
もちろん合格することに越したことはないですが、
勉強で一番大切なことは、
「苦手なところとちゃんと向き合って克服した」
「そんな自分を認められて、自信がついてきた」
「目的地まで歩いていける希望が持てた」
「強くなった」
ということではないでしょうか。
赤ちゃんが生まれた時に走れないのと一緒で、
何事も最初からできる人はいません。
できないところまで戻って経験や知識を積みなおしていったら
必ずできるようになります。
何事も、遅すぎることはありません。
勉強を通して、一人でも多くの生徒が
自分を大好きになり、幸せになれますように☆