出会ったのは中2の時。Rくんはイエローシードには珍しく、登校している男の子でした。テニスがとっても上手で、しっかりしたクラブに所属していました。しっかりしたクラブ、と書いたのは「一定以上の成績をとらないと、入室禁止」というルールがあったから笑。植木のもとに来てくれたのも、「2週間後のテストで、各教科20点くらいずつ上げないといけない」という状況でした。実直な、すごくしっかりした子で、だから余計なのか、お母様曰く「勉強してもわからないから、やらない。怒られた方がマシ」と考えていたそうです。
そんなRくん、口数は少ないのですが、一つ一つちゃんと理解していきます。「これがわかりません」「この問題が解けません」ちゃんと質問もしてきました。「勉強ってできるようになるんだね」と「わかれば、できるんだ」と発見してくださり、そして、最初の2週間で30番ほど順位を上げ、そのような関門を2回ほどくぐり抜け笑、高校にも合格していきました。部活の強豪校、全寮制の高校と聞いていたので、もはや植木の老婆心で、「高1の1学期の予習だけしていこう?」と、春休みに数学と英語の予習を終えて送り出しました。
その後、高校ではなんと学年トップをキープ、部活でも大活躍です。
そして、先日、なんと第一志望だった立命館大学に合格したと伺いまいした。なんだか、出会った頃が昨日のことのように思い出されます。
いつも応援しいているよ!