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イエローシードでは、受講の際、最初にzoomで面談を行います。
イエローシードの趣旨をお話しし、生徒さんのお話を聞かせてもらい、
その間、私は、『最高の未来』を考えます。
この子にとって、このご家庭にとって
ベストな未来とは、どういうところだろう？
この子にとって、不登校の成功ってどんな形だろう。
これからを一緒にどう創って行こうか。
家庭教師歴は16年になりますが、
生徒一人ひとり、本当に性格も環境も異なり、
幸せに感じることも本当に様々です。
それが何より素敵だと思うのです。
幸せに生きていける様に、一緒に知恵を絞りたいです。
成功のカギは、
「自分を知り、自分を好きになるための時間にできるかどうか」
だと感じています。
トラウマになるほどの出来事があったとき
立ち直れないくらい傷ついたとき
動けないくらい頑張り尽くしてしまったとき
なんだかとてもうまくいかなくて、辛くなったとき
大人でもそうですが、
体と心を休ませるために、充電のためのお休みの時間が必要になることがあります。
充電がされてきたころ、
今度は、動き始めた頭で、グルグルと考え続けてしまうことがあります。
なんでできなかったのか。なんて自分はダメなんだろう。
なんでこんなことになってしまったのか。どうしたらよかったのか。
答えのない問いに向かい、自己否定を続けてしまう生徒も多いです。
世の中には、考えてもわからないことは沢山あります。
自分一人で解決することが難しい問題もあります。
自分の個性に環境が合っていなかった、相性が合わなかった、
タイミングが悪かった、組織の問題だった
なんてことも、
大人の世界にもあるわけです。
失敗してしまったと感じた時、
考えるべきは２つ。
『（今後の再発防止のために）原因の究明』と『良い記憶（成功）の上書き』です。
（ここで一つ、最も大事なことは、『絶対に自分を責めない！！』ということです。
これをすると、長引いてしまいます）
『（今後の再発防止のために）原因の究明』とは、自分を知ることです。
よーく、よーく、自分の話を聞いてください。
自分が何が好きで、どうしたいのか、どんな性質があり、何が嫌いで、どうしたら快適で幸せなのか。
どう生きていきたいのか。
そして、そういう自分を大好きになる時間にしてください。
そして、『良い記憶（成功）の上書き』です。
よく、「七転び八起き」と言いますが、
良い記憶の上書き、成功の上書きができて始めてその失敗から卒業ができて次に行けます。
これができると、
「あの時、あんなに辛いことがあったら、今こんなに幸せな自分が居る」と
不登校を肯定することができるようになります。
私は、そこに尽力したい。
経験こそ、宝。
絶対に不登校の経験は、その後の人生にプラスに働くときが来ます。
そのためにも、
『良い記憶（成功）の上書き』、一緒にしたいです。
高校合格でも、大学合格でも、資格取得でも、
自分を大好きになったでも、何でもよいです。
私から見ると、生徒たちは、どの子も「可能性の塊」に見えて、
むしろ光でしかない。
幸せになってほしいと、いつもいつも思います。