開業時(2020年5月)、AERA dot.にイエローシードのインタビュー記事が掲載されました。https://dot.asahi.com/aera/2020042800043.html?page=1
早いもので、あれから1年半が経ちます。
多くの生徒やご家族と出会い、伴走する日々を送っています。
一人一人、本当に状況は様々で、だからこそ伴走したい、
だからこそ力になりたいと願う気持ちは、日々深くなっています。
ご家族様のご苦労、何とかベストな道をと模索される姿に、頭が下がる思いです。
共に伴走しながら、勉強を通して、生徒さんに「自分との向き合い方」や
「自分軸の持ち方」「自分の未来の創り方」を伝えていきます。
生徒さんと接する中で、驚くのはその出席率です。
ほぼ9割の生徒さんが時間通りにzoomを繋いでくださいます。
もちろん、体調を崩されてお休みされる生徒さんも居りますし、
なかなか時間の感覚が取りづらい生徒さんも居られます(失敗してもOK。応援しています)。
その中でも、皆、工夫して、とても頑張って授業に出席してくれています。
「みんな、勉強したいんだな」と、感じています。
本年度中3を迎える生徒さんたちは、今、受験真っ盛りです。
進路をどうとるか、どの環境がよいか、学科試験や小論文、面接の練習。
個々に目標を持ち、とても頑張っています。
代表植木が一人で行っているため定員はあまり増やせず、
個別指導13名、少人数クラス5名、計18名とさせていただきます。
もし講師を増やすとしたら、絶対に教え子からと決めています。
教え子たちが大学生になり、大学を卒業し、「手伝いたい!」と思ってくれる生徒がいたら、
その時は複数人体制でやっていけると思います。
まだ5,6年かかりますが、それまでは一人で頑張ろうと思います。
娘を出産してから、ダウン症の中でも1%以下のモザイク型という、専門外来でも数年に一人というとても稀なタイプだと知り、『どの育児書にも当てはまらない』『ダウン症の成長にもあまりあてはまらない』『知見がほぼゼロ』の中でどう育てるか、暗中模索の日々でした。
それは、これからも続くと思うのですが、一方で『誰とも比較せず、ありのままを認め、工夫し、小さなゴールを積み重ねながら共に成長を喜ぶ』という幸せの基盤をつくる経験ができたことは、本当に娘からのギフトだと思っています。
そしてその経験は、私自身が強度HSPという体質だからこそ、娘や生徒さんのちょっとした変化、言動、理解、考え方に気づくことができ、近い目線に立てる、サポートできるという神様からのギフトだと思っています。
今まで培ってきた研究者としての知識や観察力、工夫する力、自身の受験で養った学力、心理カウンセラーとしての経験、知識など総動員して、一人ひとり生徒と向き合いながら、今後も伴走していきます。
皆様にお会いできるのを、楽しみにしています。